1.かぎやで風

この曲は祝い事の最初に弾かれる曲で、国家の繁栄や五穀豊穣、子孫の繁盛、公事公務等の遂行を慶事する意味がある。国王の御前で奉した為「御前風」とも言われている。

2.かせかけ

ときめく思いを美しい布に織り上げて、愛しい人に贈ると言う麗しい風習は、いにしえからあって乙女達は丹精こめて糸を紡ぎ布を織りました。恋人の為に、蜻蛉の羽のようなうすくて上質な御衣を仕立て上げたい。恋人の事を思い、こみあげてくる感情を押さえる為にひたすら糸を織ります。しかし、繰り返される作業である為にかえって恋人の面影が眼前にしらついて恋しい情がましてくるのです。単調な仕事とたちまさってくる面影、どうする事も出来ない恋情を踊りにしたものです。

3.湊くり節

陣笠を持って踊る二才(若衆)踊りで威勢よく踊る。元来、戦いの庭に出立つ時を考えて作られたものが、歌詞の内容は太平を謳歌するものが主になっている。

4.花風

那覇港、三重城から人しれず愛しい人を見送る遊女の姿を歌う。愛しい人を旅立たせて、その留守の間のさびしさをいかに過ごせば良いのだろうか、と思い悩む様を歌い込んでいる。藍紙傘をうまく踊りに取り込んだところにあり、傘をひらいたりとじたりして深い思いいれを表ஙする。

5.ぜい

ぜいを右手に持ち、それを打ち振りながら踊る。二才踊りで太平の御代を寿ぐ目的で踊られる。ぜいの意味は現在では忘れられてしまっているが、おめでたい歌詞とあわせて考えてみると、音をたてて、力強く除厄する事にあったらしい。琉球王府時代から明治初期まで良く踊られたが、今日では揚作節で踊るのみが残っている。

6.中里節

沖縄芝居の世界では、男女のコンビものの舞踊(打ち込み踊り)を楽しむ風潮がありました。中里節もその一つです。歌詞も恋をテーマにしたもので、相思相愛のさまを表現しています。男は扇子をもち、女は素手で踊ります。

7.金細工

金細工とは鍛冶屋の職人の事です。加那兄と言う道楽者の金細工が真牛と言う遊女のもとに通いつめ身請けするつもりが請金がありません。加那兄は橋から身をとうじようとしますが真牛が自分で貯えた金を精金にするといいます。精金を要求する阿母に対して加那兄は男らしく見得を切り、首尾よくいと言う内容です。

8.汀間当

王府時代の役人神谷と手間当の美人、丸目加那の恋物語が一種の物語歌となって流行しました。その歌に振り付けをし舞踏化したもの。

 

PROGRAM PART 2

1.四つ竹

色鮮やかな紅形衣装と花笠、それに打ち鳴らす四つ竹、優雅で華麗な踊りです。

2.むんじゅる

むんじゅるとは、麦の芯で作った笠の事、この踊り「むんじゅる」は、愛しい人から、流行のむんじゅる平笠を送られた清純で無垢な田舎娘をテーマにした踊りです。

3.武の舞

*長刀 *エーク *ヌンチャク *サイとカマ

4.鳩間節

雑踊りの傑作の一つである。早いリズムときびきびした動きは、いかにも二才踊りにふさわしく古典舞踊にはない躍動感があふれる。鳩間と言う小さな島と土地の様子を舞踊化したもの。

5.谷茶前

魚を売りに行く若い男性と、取れた魚を売りにいく若い乙女達の漁村の生活を舞踊化したもの。

6.高平良万才

この踊りは組踊り「万才敵討」の中から兄謝名の子と弟慶雲(坊主)の踊りの部分を舞踊としてまとめたものです。筋は父大謝名のひやを騙まし討ちにした高平良御鎖を兄謝名子と弟の慶雲が討ちに行き、その頃の遊芸人である京太郎になりすまして敵に近づき、首尾よく討ち果たすというもので沖縄版曽我兄弟です。

7.加那ヨー天川

テンポの早い二曲にのせて踊ります。前半の「加那ヨー節」では女から男へ愛の印として手布と腰に締めているミンサー帯を手渡したりします。後半の「島尻天川」は水辺の恋をテーマにしており、男女の愛情を細くリアルにかき出しており、古典舞踊にはない所作が数多く駆使されています。

8.黒島口節

八重山郡黒島の生活や島の風光明なさまを歌った民謡に振り付けた踊りです。きびきびとしたダイナミックな動きが印象的です。

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